【NEUTRINO】AIきりたんに「夜に駆ける」を歌ってもらおう計画【準備編】

こんにちはこんばんは！きりたんぽ研究室のきりぽん🍢（@KiritanLab）です。今日はなんとなくサムネから作ってしまいましたが初心者がNEUTRINO（無料の歌声合成ソフト）を使って東北きりたんに曲を歌わせるまでという企画で準備編として記事を更新したいと思います。

NEUTRINO挑戦の経緯

YouTubeで何気なく音楽を聞いていたらAIきりたんの千本桜の動画がおすすめに出てきて見てみて「きりたんの声でこんな凄い音楽作れるんだ」と思って無謀ですがチャレンジしてみようと思いました。ここまでの職人レベルのクオリティーは難しいと思いますが興味あることはなんでもやってみたいと思うタイプなので実践してみたいと思います。

NEUTRINOできりたんに歌ってもらった

先日ウルトラワイドモニターのレビュー動画のイントロにて試しにAIきりたんに歌ってもらいました。調声などしてないのですがなかなか自然に歌ってくれてちょっと驚きました。

完成までのプロセス

まず完成までどのようなプロセスなのかざっくり解説したいと思います。最初に譜面作成ソフトでボーカルデータを作って音声合成ソフトで歌唱データを作成して必要なら調声やハモりを作成後に音楽と合成して完成という流れになりそうです。

必要なソフト

まず必要なソフトウェアやPCの推奨スペックについて書いていきたいと思います。基本的に全部無料で利用できるみたいですね。

NEUTRINO

東北きりたんが歌ってくれるNEUTRINOというフリーの歌声合成ソフトを使って行こうと思ってます。このソフトはMusicXML形式の楽譜ファイルに歌詞を入力すると歌声が合成されるというシステムです。ちなみにNEUTRINO（ニュートリノ）の意味については「まだ聞いたことのないような楽曲・ジャンルを開拓してほしいという思いを込めて名付けました。」ということらしいです。

MuseScore

NEUTRINOを使う前に無料の譜面作成ソフトであるMuseScoreを使いボーカルのデータ（MusicXML）を作成します。MuseScoreとはベルギーのブリュッセルを拠点に開発されている無料の楽譜作成ソフトウェアです。

歌ってみた動画の著作権

まずは歌ってみたの著作権についてはYouTubeやニコニコはJASRACと提携していて著作権料はYouTubeやニコニコがJASRACに払っているみたいです。なのでJASRACに登録されている作品については基本的に歌ってみたはオッケーみたいです。

動画投稿（共有）サイトにおけるJASRAC管理楽曲を含む動画の配信利用については、サイトを運営している事業者側が許諾手続きを行っていますので、JASRACと許諾契約を締結しているサイトであれば、動画の投稿者が個別に許諾を得なくても、JASRAC管理楽曲を含む動画をアップロードすることができます。

AIきりたんの著作権は商用じゃなければフリーで使えるみたいです。

楽曲利用ライセンスが不要

NEUTRINOの東北系ライブラリを利用する場合、以前は商用利用する楽曲を1曲1000円（税抜）で登録していく形式でしたが、手続きの簡略化のために楽曲利用ライセンスが不要になりました。

可能であれば有償ソフトも利用するなど、何かしらの形の東北ずん子プロジェクトを応援していただければ幸いです。 https://t.co/9QiLmaF9v9

— SHACHI_NEUTRINO (@SHACHI_NEUTRINO) March 3, 2021

現在は楽曲利用ライセンスが不要となっているみたいです。

今回の記事のまとめ

NEUTRINOを以前少しだけ触ったことあるのですがその時はエンコードに結構時間がかかってたのでアップデートでGPUエンコードが可能になったと知ってかなり期待してましたがNVIDIA製のグラボのみの対応（AMD製非対応）と知ってちょっとガッカリでした。NVIDIAのグラボを購入するまで取り急ぎGoogleColabというNEUTRINO(オンライン版)もあるみたいなのでそちらを使ってみたいと思います。