こんにちはこんばんは!きりたんぽ研究室のきりぽん🍢(@KiritanLab)です。今日はNVIDIA社製のGPU搭載のグラフィックボードGeForce RTX3060Tiを購入してみたので実際に使ってみてどんな感じなのかレビュー記事を書いてみたいと思います。ちなみに今回はパソコンショップARKでGK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEという商品を購入して来ました~
きりぽん
目次
GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEのレビュー動画
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グラボの取り付け手順だったりLEDの光り方についてはYouTube動画を参考にしていただけたらと思います。毎度ながら動画で不足している情報や静止画の方が分かりやすい部分もあるのでブログ記事でもう少し詳しく解説してみたいと思います。
きりぽん
RTX3060Tiを購入した理由
過去の自作PC関係の記事を見て頂いたらわかると思いますが、じつは私の自作PCはグラボだけ中古を利用してしまってました。実際にRX570を使ってて特に不便は感じてなかったのですが「中古グラボじゃな…」というのがどこかずっと引っかかってて年内には新しいグラボを購入したいと思ってたところにGALAKURO「GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE」を発見して色もホワイトだしちょっと予算からはみ出すけど買ってしまえ!と購入した次第です。きりぽん
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RTX30シリーズのスペック比較表
GPU | RTX3090 | RTX3080 | RTX3070 | RTX3060Ti |
---|---|---|---|---|
プロセス | 8nm | 8nm | 8nm | 8nm |
シェーダー数 | 10496基 | 8704基 | 5888基 | 4864基 |
RTコア数 | 82基 | 68基 | 46基 | 38基 |
Tensorコア数 | 328基 | 272基 | 184基 | 152基 |
定格クロック周波数 | 1400MHz | 1440MHz | 1500MHz | 1410MHz |
ブーストクロック | 1700MHz | 1710MHz3 | 1730MHz | 1670MHz |
VRAM容量 | 24GB | 10GB | 8GB | 8GB |
VRAMタイプ | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6 |
VRAM転送レート | 19.5Gbps | 19Gbps | 14Gbps | 14Gbps |
VRAMバス幅 | 384bit | 320bit | 256bit | 256bit |
VRAM帯域幅 | 936GB/s | 760GB/s | 448GB/s | 448GB/s |
TDP | 350W | 320W | 220W | 200W |
補助電源 | 8pin+8pin | 8pin+8pin | 8pin | 8pin |
公式価格 | 1499ドル | 699ドル | 499ドル | 399ドル |
実売価格 | 198,800円〜 | 97,900円〜 | 67,800円〜 | 54,780円〜 |
RTX3060TiとRTX2080superのスペック比較表
GPU | RTX3060Ti | RTX2080super |
---|---|---|
プロセス | 8nm | 12nm |
シェーダー数 | 4864基 | 3072基 |
RTコア数 | 38基 | 48基 |
Tensorコア数 | 152基 | 384基 |
定格クロック周波数 | 1410MHz | 1650MHz |
ブーストクロック | 1670MHz | 1815MHz |
VRAM容量 | 8GB | 8GB |
VRAMタイプ | GDDR6 | GDDR6 |
VRAM転送レート | 14Gbps | 15.5Gbps |
VRAMバス幅 | 256bit | 256bit |
VRAM帯域幅 | 448GB/s | 496GB/s |
TDP | 200W | 250W |
補助電源 | 8pin | 8pin+6pin |
公式価格 | 399ドル | 699ドル |
実売価格 | 54,780円〜 | 91,800円〜 |
GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEの外観
ホワイトの部分がプラスチックでシルバーの部分がアルミになっている感じです。正面から見ると結構細かいデザインとなっていて細部のこだわりが感じられますね~
上部から見るとGALAXとGeForceRTXのロゴが印象的です。ホワイトをベースとしたモノトーンカラーは白いパーツでも黒いパーツでも合わせやすいと思いました。できればですが・・・GALAXだけではなくGeForceRTXもLEDで光る仕様にしてくれたら個人的には良かったと思ってます。
下部は装着したら見ることは殆どないのであまり気にする方もいないかもですが一応画像を掲載しておきます。こうやってみるとアルミフィンが結構分厚く見えます。
バックプレートは斜めのスリットが入ってて通気性を上げているみたいです。デザイン的にもシンプルでやりすぎてない感じがして好みです。
ポート類があるパネルはXOXOという装飾がされていておしゃれでした。ちなみにポートはHDMIx1のDPx3という構成になってます。
きりぽん
GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEのスペック
グラフィックボード型番 | GK-RTX3060Ti-E8GB/WHIT |
---|---|
シェーダー数 | 4864基 |
定格クロック周波数 | 1410MHz |
ブーストクロック | 1695MHz |
ブーストクロックOC | 1710MHz |
VRAM容量 | 8GB |
映像出力 | DisplayPort 1.4a x3 HDMI 2.1 x1 |
搭載ファン | 102mm x2 |
ファン動作 | アイドル時ストップ |
サイズ ブラケットあり | 299*139*58mm |
サイズ ブラケットなし | 285*124*58mm |
TDP | 200W |
補助電源 | 8pin |
推奨電源 | 最小550W以上 |
実売価格 | 58,080円〜 |
XtremeTunerという専用ソフトを使うとワンクリックOCやLEDライティングの設定ができます。ファンは11枚のファンブレードを搭載していてアイドル時は回転しないセミファンレス仕様になっているみたいで実際に使ってみてもかなり静かです。
きりぽん
GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEのベンチマーク
今回検証に使用したパーツは下記のリストになってます。パーツ | 型番 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 3 3300X BOX |
グラフィックボード | GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITE |
メモリ | Corsair VENGEANCE RGB PRO 3200MHz 8GB x2 |
マザーボード | B550I AORUS PRO AX [Rev.1.0] |
使用したCPUはRyzen3-3300XですのでCPUのコア数を使うゲームだともしかしたらCPUボトルネックで性能が下がってるかもです。
きりぽん
3DMark TimeSpy
RTX2080SUPERのグラフィックスコアが10674でRTX3060Tiは10793なので若干ですが性能が高いのは本当でした。とはいってもスコア差が119なので誤差レベルですよね~
CINEBENCH R15 OpenGL
OpenGLも一応計測してみましたが結果は163FPSという微妙な結果になったのでグラボの性能を使えてない感じがします。グラボが遊んでるとFPSも伸びないとどこかで耳にしたような気がします。
FF14ベンチマーク
続いてはFF14を高品質フルHDで回してみました。結果は18086というスコアになりました。比較対象がなかったのでパソコン工房のベンチマークで見るとGTX1080Ti(Core i7-8700K)が18263が一番近いスコアとなってました。
ファイナルファンタジーXIV ベンチマークスコアパソコン工房
FF15ベンチマーク
12000~ | 非常に快適 | 非常に快適に動作します。高フレームでの動作が可能で、よりリッチな表現のグラフィックス設定を行うことも可能です。 |
---|---|---|
9000~11999 | とても快適 | とても快適な動作が見込めます。高フレームでの動作が可能で、より高品質のグラフィックス設定を行うことも可能です。 |
6000~8999 | 快適 | 快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。 |
4500~5999 | やや快適 | 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。 |
3000~4499 | 普通 | 標準的な動作が見込めます。 |
2500~2999 | やや重い | ゲームプレイは可能ですが、部分的に動作が重くなります。グラフィック設定の調整をお勧めいたします。 |
2000~2499 | 重い | ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定や解像度の調整で改善される可能性があります。 |
0~1999 | 動作困難 | 動作に必要な性能を満たしていません。 |
続いてはFF15のベンチマークを回してみました。標準品質フルHDは問題なく快適にプレイできそうな印象でしたが4Kの高品質になると一時的に40FPSを下回ることもあったのでQHDの高品質までが快適にプレイできそうな感じがしました。
ApexLegendsのFPS計測
続いてはApexLegendsでFPSを計測してみました。設定は垂直同期オフで高設定にして計測してみると最低で169FPSで最高で290FPSという感じでした。FPSカウンターをAPEXのとGeForceExperienceで表示させましたがどっちが正しい数値なのかは不明です・・・
フォートナイトのFPS計測
続いてフォートナイトでDLSSとレイトレーシングの動作を確認してみました。設定は高設定でDLSSだけオンにすると最低でも100FPS以上は出ている印象でした。
ちなみにレイトレーシングとDLSSをオンにすると高設定だと20FPS前後でレイトレーシングの設定を下げても30FPS前後くらいまでしか出なかったです。
きりぽん
OCCTを使った負荷テスト
最後にOCCTを使った負荷テストをしてみました。テストする項目はGPUを使う3Dという項目で1時間高負荷を掛け続けるテストを行いました。計測後に温度を見てみると最低が30度で最大が67度という数値になってました。ケース内に収納して室温は25.8度と高めにしたのでもっと爆熱になると思ってたのですが意外と優秀な気がします。
続いて消費電力の項目をチェックしてみるとほぼスペック通りの最大で204Wという数値になってました。
次にファンの回転数をチェックしてみると1178rpmとこちらも意外と回ってないんだな~って印象です。
最後にクロック周波数をチェックしてみるとGPUクロックが最大で1980Mhzとなってました。スペック上ではOC時は1710MHzと掲載されていたので結構ブーストしている印象です。
GK-RTX3060Ti-E8GB/WHITEの評価
デザイン
最後に私の評価を簡単にしておきたいと思います。現在使っている自作PCとの相性も良くてデザインはほとんど文句ないのですが4pinのLED接続ケーブルを付けた場合は邪魔になりデザインを損ねるのとRGB同期が上手く動作しなかったので-0.5ポイントといったところです。そして欲を言えばGeForceRTXの部分も光る仕様にして欲しかったです。
性能
性能は個人的には申し分ないし100万点なのですがゴリゴリの高画質FPSユーザーだったら満足しないのかなとも思ったので-1といったところです。まぁゴリゴリユーザーは低価格帯よりハイエンドの3090とか使うのでしょうが。また玄人志向のグラボ全般にいえることなのかもしれませんがVRAMの温度センサーが搭載されてないみたいでマイニングなどに使う際にはGPUとホットスポットの温度だけしかモニタリングはできません。
価格
最後に価格は全体的にみると今回の製品はRTX3060Tiの中ではかなり頑張っている値段設定だと思います。10万近いRTX2080Sと同等の性能が約半額で購入できるのも良いと思います。
きりぽん
この記事のまとめ
PCパーツ全体にいえることかもしれませんが今回のRTX3060Tiは海外の公式価格が399ドルだったので全体的に国内販売価格はどうしてもちょっと高いなぁといった印象はありました。
「じゃあ海外で買えば」といった声も聞こえてきそうですが過去に個人輸入をしたときに到着までかなり遅かったのと中継するのに手数料がそこそこ取られたので結局は国内代理店から買うのが正解なのでしょうね。
FoundersEditionとか国内で流通してないモデルを購入するのには個人輸入が良さそうですよね(‘ω’)ノ
またRTX3070が現時点での価格コム最安値が(67,800円)と発売当初よりかなり相場が下がってきているので、デザインやメーカーに拘らなければプラス1万円出してRTX3070を購入するというのも良いかとも思いました。
NZXTのH210iに入れることってできると思いますか
ケースが290mmまでの寸法にまで対応していないみたいです。
ブラケットで約300mmなのでやはり取り付けは無理ですかね?