【60%キーボード】RazerのHuntsmanMiniレビュー!分解してスプレールブもしてみた【FWアプデ必須】

Razer HuntsmanMiniレビュー!分解してスプレールブもしてみた!

みなさんこんにちはこんばんは!早くも夏バテ気味のきりぽん🍢(@KiritanLab)です。今回レビューするのはRazerのHuntsmanMiniという小さいキーボードになります。このキーボードは今年の3月24日にAmazonアウトレットで購入して現時点で3ヶ月使ってますのである程度の期間使ってみて分かる良いところや悪いところも具体的にレビューできるかと思います。

メリット

まず最初に結論からいうと60%というマウス操作の邪魔にならないサイズ感と、クリッキーオプティカルスイッチのクリック感はタイピングも気持ちよくて個人的にはかなり満足して良かったと思ってます。

 

デメリット

次に微妙だなって思ったのはソフトウェア的なバグだと思うのですがHuntsmanMiniを使ってるとWindowsを起動した際にタスクバーがフリーズして何も起動しなくなってしまうのが残念でした。

 

フリーズ問題については記事の最後に対策を少し検討してみたのでよかったら最後まで見て行ってください。

きりぽん

また今回は普通にレビューだけするのも面白みがないなって思ったので、HuntsmanMiniを分解してスイッチのスプレールブをしてスルスルな感じの打鍵感にプチ改造もしてみました。

Razer HuntsmanMiniのレビュー動画

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ライティングや打鍵音とかは動画で見て頂けた方が分かりやすいと思います。ちなみに今回イヤホンを使いながら動画編集をしてしまいBGMが極端にボリュームを下げすぎてしまいましたのでなんか味気ない感じになってしまいました。

きりぽん

再編集して上げなおそうかと思ったのですが面倒だったので次回からほかの環境でもテストしてから上げたいと思います~

HuntsmanMiniのスペック

まずはHuntsmanMiniのスペックからサクッと解説してみたいと思います。今回購入したHuntsmanMiniは半角/全角と無変換と変換とカタカナ/ひらがなのキーがある日本語配列のクリック感があるクリッキーオプティカルスイッチ(紫軸)になります。

キースイッチの特徴としてはアクチュエーションポイントが1.5mmでキーストロークは3.5mmで押下圧が45gというスペックの物になります。

このキースイッチの一番の特徴はRAZER独自のオプティカルスイッチだと思います。

購入前にオプティカルってなんぞやって思い調べてみると、一般的なメカニカルスイッチで採用されている金属接点でスイッチのオンオフをジャッチしてる部分が無く、光学式マウスのセンサーのような仕組みで遅延やチャタリングが少なく耐久性に優れているみたいです。

余談ですがアクチュエーションポイントとはスイッチが反応する深さで浅いほど反応速度が速くゲームには有利だと言われてます。Razerの紫軸は青軸のようなカチッとした押し心地でCherryMX青軸よりアクチュエーションポイントが0.7mm浅いのも特徴だと思います。ちなみに今回このスイッチの製品を選んだ理由としては爽快な押し心地がストレス解消に良さそうだと思ったので紫軸を選びました。

きりぽん

爽快な打鍵感のスイッチでカチカチタイピングして自粛生活のストレスも吹っ飛ばそう(^^)/

HuntsmanMiniの開封

HuntsmanMiniの外装

HuntsmanMiniの外装

早速ですがHuntsmanMiniを開封してみましょう。

同梱物は本体とケーブルと説明書

同梱物は本体とケーブルと説明書

同梱物は本体とケーブルと説明書などとなってます。

付属のケーブル

付属のケーブル

ケーブルはタイプAとタイプCのコネクタになっていて緑のレイザーカラーがアクセントになってます。

ケーブルはやや硬め

ケーブルはやや硬め

ケーブルの太さは4mmでやや硬めの仕上がりになってます。

Razerのステッカー

Razerのステッカー

そしてお馴染みのステッカーも同梱されてました。私は知りませんでしたがこれを手の甲に貼るのがオシャレらしいです。

メッセージカード

メッセージカード

続いてメッセージカードみたいなのが入ってました。なんて書かれてるか分りませんがRazerの共同創設者であるミン-リャン・タンからユーザーに宛ててキーボードにこだわると次のレベルになれるだろう的なことが書かれてました。

多言語の説明書

多言語の説明書

次は多言語の説明書です。当然ですが日本語表記もありました。ちなみに登録が必要みたいですが二年保証もついているみたいです。

同梱物は以上です。

本体は想像以上に小さい

本体は想像以上に小さい

そして本体はこんな感じになってます。日本語配列なので当然ですが半角/全角と無変換と変換とカタカナ/ひらがなのキーがあります。

角度調節は6度と9度の2段階

角度調節は6度と9度の2段階

ちなみに角度調節は6度と9度の二段階となってます。

ケース背面の刻印

ケース背面の刻印

ケース背面にはフォーゲーマーズ、バイゲーマーズというテキストがさりげなく入ってます。

横から見たところ

横から見たところ

横から見たときはスイッチのスタビライザーが見える感じ

本体側のタイプCポート

本体側のタイプCポート

本体側のポートは独自形状のタイプCとなってます。

プレートはアルミ製

プレートはアルミ製

それから映像では伝わりにくいかもしれませんがプレートはアルミ製になってて質感が良いです。

HuntsmanMiniの重量

HuntsmanMiniの重量

続いて重さも計測してみました。持ち歩くことはないと思いますが444.7gとなかなかずっしりしている感じですね。

続いてキーキャップも外して質感などを見てみたいと思います。

キーキャップの手触りはサラサラ

キーキャップの手触りはサラサラ

このキーキャップはPBTという高耐久なエンジニアリングプラスチックで手触りはサラサラしていて気持ちいい感じです。印字はダブルショットになっていて文字が光る感じです。
キーキャップの裏面

キーキャップの裏面

裏面は十字になっていてCherryMXとの互換性はありそうな感じがします。

HuntsmanMiniをPCに接続

ケーブルを入れてPCに接続

ケーブルを繋げてPCに接続

少しだけ細かい部分の説明が長くなりましたが本体をPCに接続してみたいと思います。

HuntsmanMiniのライティング

HuntsmanMiniのライティング

PCにUSBで接続すると綺麗な色に光りだしました。

HuntsmanMiniのライティング

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MEMO
上記の動画を再生するとライティングの種類の部分から再生されます

本来ならGIFアニメとかを掲載したかったのですがファイルサイズが重くなりすぎてしまうためYouTubeの動画の再生位置をライティングの解説の部分から再生できるようにしておきましたのでそちらでご確認ください。

本体のみでライティングを制御する方法

本体のみでライティングを変更するには【fn】+【ctrl】+【F1~F7】でパターンの変更できます。色については同じ番号を複数回押すと変更できます。

きりぽん

ちなみに光り方はWASDだけ光らせたり好みにカスタムもできるみたいですね。

HuntsmanMiniを分解してルブ

ではHuntsmanMiniのスイッチを滑らかにするためにスプレールブを行ってみたいと思います。

キーキャップを除去

キーキャップを除去

まずはキーキャップを全て外します。最初は付けるときにらくそうなので綺麗に並べて外そうと思ったのですが途中から面倒くさくなってしまいました。

プレート表面のネジを外す

プレート表面のネジを外す

次にPCB(基盤)にアクセスできるようにプレートとケースを分離させます。分解するのはネジが少し硬かったですがプレート表面にあるネジを外すだけなので簡単でした。

ケースを外す

ケースを外す

ネジを外すとケースが外れるようになります。ケースとPCBがケーブルで接続されてますので少しだけ気を付けて開けました。

内部のケーブルと基盤をばらした状態

内部のケーブルと基盤をばらした状態

ケーブルを抜く際にコネクタのロックを上にフレキを外してからUSBポート等がついている基盤のネジを外してバラバラの状態にしました。

キースイッチを押し出す

キースイッチを押し出す

次にキースイッチを押し出します。ホットスワップになってますが押し出すのにそこそこ力を入れるので指が痛くなりました。マイクロファイバークロスを使って外しましたがゴム製の軍手とか用意しておいた方が吉だと思います。

スーパールブのドライフィルム

スーパールブのドライフィルム

続いて使うスプレーです。海外勢はWD40のドライタイプを使っている人が多かったですが国内にないので今回はスーパールブのドライフィルムをチョイスしてみました。本来ならルブするといえば分解して行うのかもしれませんがオプティカルスイッチは構造上めんどくさそうなので粘度も低く汚れ落とし効果もあって乾きやすいドライフィルムがベストチョイスっぽいです。

スプリングの部分にスプレー

スプリングの部分にスプレー

塗布する場所はスプリングの部分にワンプッシュかツープッシュしてみました。塗布した後は少し馴染ませてから乾燥させます。

スタビライザーにも塗布

スタビライザーにも塗布

一応、気休め程度ですがスイッチのスタビライザーにもスプレーの中身を塗布しておきました。ドライフィルムのスプレーってかなりサラサラで乾燥しやすいので針がついているボトルの中にスプレーを吹いてそこから容器にちょこちょこ出しながら塗布しました。

組み立てて完成

組み立てて完成

塗布した後に少し乾かしてから最後にキースイッチをはめて完成です。無事に電源も入りましたので以上でHuntsmanMiniのスプレールブは完了です。

注意
分解をすると保証が効かなくなるのでその点はご注意ください。万が一壊れた場合は当方は一切責任を負えませんので改造する場合は自己責任でお願いします。

HuntsmanMiniをルブしたビフォーアフター

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MEMO
上記の動画を再生すると打鍵感のビフォーアフターの部分から再生されます。

では、続いてタイピング音のビフォーアフターをお届けしたいと思います。動画で確認して頂けないと分からないと思いますがルブをした後に個人的に感じたのはクリック音が若干ですが静かになったのと押し心地がスムーズになった感じがしました。一般的な青軸と同じで赤軸の方がルブをする効果がありそうな気がします。

また、もともとは清音化は求めてなかったのですがケース内に防音用ゴムシートを入れたりしても良さそうな気がしました。それからアリエクで多分偽物だろうけど赤軸のリニアオプティカルスイッチもあったので部分的に交換するというのも面白そうな気もしますね。

きりぽん

HuntsmanMiniは分解もしやすいですしさらに改造してみるのも面白そうですね(*^^)v

HuntsmanMiniの評価

HuntsmanMiniの評価

HuntsmanMiniの評価

HuntsmanMiniの評価
価格
(4.0)
デザイン性
(4.5)
サイズ感
(4.5)
打鍵感
(5.0)
ソフトウェア
(3.0)
総合評価
(4.0)

最後にHuntsmanMiniの評価とタスクバーのフリーズ問題の解決方法について少し検討して終わりにしたいと思います。

良かったところ

まず冒頭でも話しましたが良かったのはサイズと打鍵感が気に入りました。

ファンクションキーを押すと対応している機能のスイッチが光る

ファンクションキーを押すと対応している機能のスイッチが光る

また60%キーボードだから使いにくそうという勝手なイメージを持ってましたがHuntsmanMiniはファンクションキーを押すと対応している機能のスイッチが光る仕組みになっていて、十字キーやメディアコントロールなどを使う際もとても分かりやすいと感じました。

イマイチだったところ

ハンツマンミニが窓を壊す

ハンツマンミニが窓を壊す

最後にイマイチポイントなのですが海外の公式のフォーラムでも話題になっていたWindowsのタスクバーがフリーズする問題です。この症状は何かおかしいと思って調べたらまさかのHuntsmanMiniだったのでちょっとガッカリしました。またこれは想定外だったのですが紫軸だとディスコードでボイチャをしているとかなり音を拾いますので次回は静音性の高いキースイッチを搭載したキーボードの購入も検討したいと思います。

参考

Huntsman mini broke my windowsRazer Insider | Forum

HuntsmanMiniのフリーズ問題

現段階で改善される見込みは無さそうなのでその場しのぎの対応しかできないみたいですが対策としてはWindowsにサインインした際に一度USBケーブルを抜いて差しなおすとフリーズが治ります。

アンインストールしようとしたら謎のアップデート通知

アンインストールしようとしたら謎のアップデート通知

またオマ環かもしれませんがSynapseをアンインストールしようとしたらSynapseは最新のはずなのにアップデートのお知らせみたいなのが表示されたので更新したら本日の時点ではフリーズが不思議とおさまりました。

Synapse3

さよならSynapse3

後日再発したのでとりあえずSynapse3とはサヨナラすることにしました。

タスクバーフリーズ問題はファームウェアアップデートで解決

AMDのCPUを使用しているとタスクバーが固まる不具合がありますが、公式に修正ファームウェアが配布されています。(Synapse経由ではなく、公式のFAQページからの個別ダウンロード)自分の環境ではファームウェアアップデート後解決しました。日本語配列とUS配列の2種類があるのでインストールの際はご注意を!(既にご存知でファームウェア適用した後でしたらすみません。)

hanage50cmさん

YouTube動画のコメント欄にお優しい方がいて上記のアドバイスをいただき無事にタスクバーが固まる問題が解決しました。

"Razer Huntsman Mini ファームウェアDL先

“Razer Huntsman Mini ファームウェアDL先

公式のサポートページにアクセスして左側のメニューから「Drivers & Downloads」を選択して「Firmware v1.22.00 r2 (Japan Layout)」をダウンロードしてみました。

参考

Razer Huntsman Mini | RZ03-03390 SupportRazer

 Firmwarev1.22.00r2(Japan Layout)

Firmwarev1.22.00r2(Japan Layout)

上記の画像に掲載されている実行ファイルを起動します。

RAZER HUNTSMAN MINI ファームウェアアップデータ

RAZER HUNTSMAN MINI ファームウェアアップデータ

ファームウェアアップデータが起動するので次へを押してアップデートします。

RAZER HUNTSMAN MINI ファームウェアアップデータ

RAZER HUNTSMAN MINI ファームウェアアップデータ

画像のようにアップデートが完了したので再起動して確認してみると無事にフリーズせずにWindowsが起動できました。ご丁寧にお教え頂いた方にめちゃくちゃ感謝です。

きりぽん

HuntsmanMiniを使っててタスクバーが固まるのを諦めかけてたところに神コメントを頂き助かりました。これでストレスなく使えるようになり本当に良かったです~

次回はカスタムUSBケーブル自作の動画

カスタムUSBケーブル自作

カスタムUSBケーブルを自作

次回の動画は自作キーボードとか使っている人が良く使ってたりするカスタムUSBケーブルというコイル状に巻いてあるケーブルの自作を予定しております。フリーズ問題が解決済みなのであまり必要はなくなったのですがHuntsmanMiniを使ってるとUSBの抜き差しが必須だと思い塗装済みの航空コネクタが傷みやすくなりそうだったのでとりあえず自作してみようと思い作成してます。半田初心者なので少し練習してからになりますが良かったら暇つぶしに見てやってください。

きりぽん

良かったらYouTubeのチャンネル登録をして頂けたら動画作成の励みになります(*^^)v

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